廻船部門は、漁船の世話をし、できるだけ高く売りたいという漁師の気持ちを汲んでの仕事。鮮魚部門は良い魚をできるだけ安く買いたいという仲買の役割。その二つが同じ会社に存在するからこそ、売りと買いの二律背反する場面でのせめぎ合いがあります。

従って、廻船部門は海の情報、鮮魚部門は各地の港の情報と多方面から「活きた情報」が集結し、鮮魚の適正価格を実現できるわけです。それが、当社の目利きに絶大な信頼が寄せられる由縁でもあります。加えて、取引先には正確な漁獲情報を伝えることが出来るので、各量販店は顧客に対する先取り販売方法を考案でき、ダイレクトな宣伝方法で顧客にPRすることが可能なのです。
そもそも、獲りたての鮮魚の味をご家庭やお店で楽しんで頂くには、鮮魚を冷蔵したまま届けるのが一番。さらに、「廻船部門」と「鮮魚部門」が存在する当社だからこそ実現できる世界があります。

それが徹底した「コールドチェーン」です。船で冷蔵された鮮魚を、迅速なスピードで水揚げして氷詰めのダンベで入札場に出します。更に、箱詰めには自動計量器を使用するので、氷詰めの箱に鮮魚を入れるまでの時間を「秒速スピード」に短縮し、すぐに自社便冷蔵トラック等を駆使しお取引先へ輸送します。全行程を通じて鮮魚を氷と氷でつなぐ「コールドチェーン」は、まさに鮮魚販売の王道。これこそが、美味しい新鮮な魚をお客様に味わって頂くための最良の手法です。